財務報告実務検定【連結実務演習編】には、「標準レベル試験」と「上級レベル試験」の二段階の試験があります。 各試験の合格者は、それぞれ以下のような能力を有するものと判断されます。
区分 | 合格者が有すると認められる能力 |
標準レベル試験 | 連結実務担当者としての能力を備えている グループ会社の個別財務諸表、各種明細(連結パッケージ等)を基に、連結精算表を作成することができるとともに、組替表の作成を通じて、連結開示資料の作成まで行うことができる。また、連結財務諸表の作成過程においてグループ会社や社内の他部門と協働作業ができる。さらに、連結実務担当者として、連結会計基準やその適用指針の基本的な理解をしており、その理解を実際の業務に活用することができる。 |
上級レベル試験 | 連結決算及び連結開示業務を遂行する総合的な能力を備えている 連結実務統括者として、連結会計基準やその適用指針、連結開示を念頭に置いた連結決算の手続等を理解している。社内及びグループ会社に対して適時に適切な業務を指示し、収集した情報をもとに適切かつ正確な連結決算処理を実施し、有価証券報告書・決算短信・会社法計算書類等を作成することができる。 |