(2022.6.21)
財務報告実務検定【連結実務演習編】は、2016年2月の試験開始以来、これまで1種類の試験のみ実施してまいりましたが、「現行テキストをもっと噛み砕いたテキストが欲しい」「現行試験へのステップとなる、もっと難易度を下げた試験を導入して欲しい」といった声を多くの受験者の皆様よりいただいておりました。
こうした声を受け、この度、【連結実務演習編】に「標準レベル試験」を追加するとともに、現行試験を「上級レベル試験」とし、2段階制の試験とすることとしました。
標準レベル試験は、連結財務諸表を初めて学習される方を対象に、連結財務諸表の作成の手順,各社からの会計データの収集,連結財務諸表の作成,開示上のルールといった,連結財務諸表(開示も含む)の「基礎〜標準レベルの作成・開示能力」と問う試験です。標準レベル試験では,実務上頻出となる重要論点を中心とした学習により,実務に必要な理解,知識を効率的に獲得することができ,これにより,基礎〜標準レベルの連結財務諸表の作成スキル,開示への対応力が身に付きます。また、標準レベル試験に合格するための学習をしていただくことにより、上級レベル試験(現行試験)への対応力も大幅に高まるはずです。
なお、上級レベル試験の内容は現行試験から変更ありません。
標準レベル試験の出題範囲はこちらをご参照ください。
新試験の開始は9月1日を予定しております。新試験の開始日及び受験お申込み開始日は、本公式ホームページにて近日中にお知らせさせていただきます。