財務報告実務検定事務局では、財務報告実務検定試験に、新たに「財務報告実務検定・連結実務演習編」を追加することとしました。
「財務報告実務検定・連結実務演習編」は、連結財務諸表を作成する際に必要となる基礎資料の作成(連結子会社・持分法対象会社の情報収集、海外子会社の財務諸表の換算、取引や債権債務の照合表の作成等)から連結精算表を経て連結財務諸表が作成されるまでのデータの流れや手順、開示のルールといった“連結財務諸表を作成し開示を成し遂げる力”を問う検定試験です。
金融商品取引法上の開示では必須知識となるXBRLの実務まで出題範囲に含まれていることから、試験合格に向け学習を進めることで、極めて実践的かつ即戦力となり得る知識を獲得することができます。
現行の財務報告実務検定は、試験内容に一切の変更を加えることなく、名称のみが「財務報告実務検定・開示様式理解編」に変更されます。
この結果、財務報告実務検定は、「財務報告実務検定・連結実務演習編」と「財務報告実務検定・開示様式理解編(現行の財務報告実務検定試験)」の2種類から構成されることになります。
「財務報告実務検定・連結実務演習編」については、12月中旬を目途に公式テキストを発売した上で、来年(2016年)3月から受験のお申込みを開始し、試験を開始する予定です(現行の財務報告実務検定同様、CBT試験となります)。
正式な日程は後日、本ウェブサイト(財務報告実務検定公式ウェブサイト)にて告知させていただきます。
また、現行の財務報告実務検定は、来年(2016年)1月1日以降の受験分から「財務報告実務検定・開示様式理解編」に移行します。ただし、上記のとおり、試験内容等に一切の変更はなく、認定される知識レベルや合格の価値も現行の財務報告実務検定と何ら変わるところはありません。
上記変更に伴い、12月中旬を目途に、財務報告実務検定公式ウェブサイトも改訂する予定です。