第1問
有価証券報告書の【連結株主資本等変動計算書】に関して、適切と思われる選択肢を1つ選びなさい。
選択肢1
連結貸借対照表を千円単位で表示している会社の多くが、連結株主資本等変動計算書について
は百万円単位で表示している。
選択肢2
有価証券報告書における連結株主資本等変動計算書は、会社法に基づく連結計算書類の連結株
主資本等変動計算書と同様、横に株主資本等の各項目を並べ、縦に変動内容を表形式で記載する
会社が多い。
選択肢3
連結株主資本等変動計算書の金額欄は、連結の金額を左側に、また、単体の金額を右側に配列
して記載する。
選択肢4
連結株主資本等変動計算書の前期末残高の金額と前連結会計年度の連結貸借対照表の金額は
必ず一致する。
有価証券報告書の【継続企業の前提に関する事項】に関して、適切と思われる選択肢を1つ選びなさい。
選択肢1
継続企業の前提に関する注記が付された場合、継続企業の前提がないことを意味する。
選択肢2
有価証券報告書の【事業等のリスク】において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる
ような事象又は状況が存在する旨及びその具体的な内容を開示する場合、有価証券報告書の
【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】において、当該重要な事象等に
ついての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策も、必ず開
示する必要がある。
選択肢3
債務超過であれば、必ず継続企業の前提の注記を付さなければならない。
選択肢4
継続企業の前提に関する注記がある場合でも、有価証券報告書の【事業等のリスク】におい
て、その旨を触れない場合もありうる。