連載第八回
「各論:有価証券報告書」


第1問

有価証券報告書の【生産,受注及び販売の状況】及び【事業等のリスク】に関する次のa~c記述のうち,適切な記述の個数を次の選択肢1~4の中から選びなさい。
a .連結財務諸表を作成していない会社は,【生産,受注及び販売の状況】の記載が不要とされている。
b .主要製品に使用される主要な原材料の価格が,国際商品市況の影響を受け著しく変化することにより,業績が大きく変動した場合,【事業等のリスク】及び【生産,受注及び販売の状況】の双方にて,その内容等を記載する。
c .主要な仕入先がある場合には,【生産,受注及び販売の状況】において,相手先別の仕入実績を記載する。

選択肢1
 0個
選択肢2
 1個
選択肢3
 2個
選択肢4
 3個


第2問

有価証券報告書の【事業等のリスク】,【経営上の重要な契約等】及び【財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】に関して,次の選択肢の中から不適切なものを1つ選びなさい。

選択肢1
 【事業等のリスク】及び【財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】においては,将来に関する事項を記載してもよい。
選択肢2
 財務諸表に継続企業の前提に関する注記が記載されている場合,【財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】において提出会社に係る財務の健全性に悪影響を及ぼしている,又は及ぼし得る要因に関して経営者が講じている,又は講じる予定の対応策の具体的な内容を記載する。
選択肢3
 【経営上の重要な契約等】に記載される契約を締結した場合,必ず臨時報告書を提出しなければならない。
選択肢4
 原材料の供給に係る包括的契約により契約の相手方に対する事業上の依存度が著しく大きくなる場合,それについて【事業等のリスク】及び【経営上の重要な契約等】の双方に記載する。


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